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努力逆転の法則

スピーチをするとき「ぜったいあがるまい」と思うとよけいあがる。
好きな人の前で、普通に振舞おうとすればするほど、動作や言葉がぎこちなくなる。そういうことがよくある。
懸命に努力をしているのに、かえって結果が悪くなるのはなぜだろうか。
それは自然に反するからである。
たとえば人前でしゃべり慣れてない人は、あがって当然である。
にもかかわらず「あがるまい」とする。
自然の法則に逆らうから、かえって結果は悪くなる。
これを「努力逆転の法則」という。
努力はただすれば報いられるものではなく、効果があるように工夫をしなければならない。
では、どのように工夫するか。
まず、意志を捨てることである。
「あがるまい」というのは意志だ。そのような意志をもってあがるのは、意志とは別に「上がる自分」を想像しているからなのである。
意志と想像が争うとき、いつも勝つのは想像である。
だから、いくら強固な意志をもっても、心の奥低ではそれとは反対の自分を想像してしまう。そして想像のほうが勝ってしまうのである。
意志をもつことは簡単だ。「きょうからタバコをやめよう」と思うのは意志である。
意志をもつにいたった理由もきわめて理にかなっている。
「タバコは健康によくない」「金銭的にもバカにならない」「他人を不愉快にする」「アメリカのエリートは吸わない」「やめれば女房も子供も喜ぶ」、これだけ立派な理由があって、確固たる意志を固めれば止められそうなものだ。
だが、一服する自分のリラックスした姿を想像したとき、もうタバコに手が出ているのである。
いくら意志を強固にしても想像にはかなわない。
他のことについても同じことがいえる。いくら努力しても結果の出ない人は、努力する意志があることはまちがいないが、想像でそれを台無しにしているのだ。
人前であがらない最良の方法は「あがるまい」という意志を捨てることだ。あがって当然なのだから「きっとあがるだろう」でいいのである。ただし、そのあとでこうつけ加える。
「あがるけれども、きっとうまくいく」。これなら精神の緊張がほぐれるからあがってしどろもどろながらも、人から好感をもたれる自分が想像できる。人生すべからくこの方式でいけばよい。
なにより大切なのは想像力なのである。
よい想像ができれば、努力という言葉を使わずとも、嬉々として人一倍の努力をしている自分を発見するはずだ。
     川北義則著「逆転の人生法則」より};
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